篠山よさこいまつり2022 実行委員長挨拶

 平素は篠山よさこいまつりに、多大なご支援ご協力いただき、誠にありがとうございます。

　新型コロナウイルスの影響により2年間にわたって祭りの開催を中止し、実行委員会としても開催を目指し会議を重ねながらも中止の決断をせざるを得ないといった、暗く悶々とした時間を過ごしてきましたが、今年は開催を迎えることができました。

　本来なら、春の篠山の三の丸広場で満開の桜のもと皆様をお迎えしたかったのですが、今年は感染対策に万全を期し、祭りを何としてでも開催するために規模を縮小しての開催となりました。

　しかしながら、篠山よさこいまつりの原点は、ステージも何もなかった"完全に手作りのお祭り"でした。その中で、皆様をおもてなしする心でお迎えすることを一番に、活動してきたので、その原点を強く思い出すきっかけとなり、今回初心に返って、準備をすすめることができたと思っております。

　そんな我々、実行委員会の想いとこのような状況の中、丹波篠山にお越しくださるよさこいチームの皆様、出店者の皆様、そして篠山よさこいまつりを心より楽しんでくださる観客の皆様の想いが掛け合わされ、笑顔の花が満開に咲くことは間違いないと信じております。

　今年はよさこいチームの皆様の力強い演舞の前に、篠山鳳鳴高校書道部の皆様の書道パフォーマンスで祭りが幕開けします。そして、その作品の前でよさいこいチームの皆様のパフォーマンスを行っていただく予定となっておりますので、当日どんな作品となるかも楽しみにしていただければと思います。

　まだまだ先行きが不透明で不安定な状況が続いていますが、篠山よさこいまつりは、「みんな笑顔で篠山にいらっ祭(しゃい)！！」という明るく前向きな気持ちで感染対策を万全に皆様をお迎えしようと決意しております。

　当日は、歴史と文化の香りが広がる丹波篠山に、一人でも多くの皆様にお越しいただけることを、心より願っております。

篠山よさこいまつり2022実行委員長　上羽裕樹